私たちについて

✨ にこにこ通院サポートの使命

障がいのある方、高齢の方、移動が困難な方々が、住み慣れた地域・ご自宅で生活を続けるためには、外出の手段の確保が不可欠です。特に通院は、健康で豊かな生活を送るための第一歩。私たちは、一人ひとりの「通院したい」という想いを大切に、安全で安心な移送サービスを提供しています。

13
会員数(名)
33
月間送迎回数
2016
設立年
安心の送迎サービス
安心の送迎サービス
バリアフリー車両
バリアフリー車両完備
笑顔のスタッフ
笑顔のスタッフ

🏢 法人概要

設立:2016年7月5日
事業開始:2017年5月9日
移転:2021年4月1日 福岡県久留米市へ

🎯 主な事業

福祉有償運送業務
障がい者、高齢者の通院をサポート
無償ボランティア輸送
経済的支援が必要な方へ

現在、都市部以外では公共交通機関が限られており、加齢や障がいの程度、居住条件により、日常生活での移動が困難な方が数多くいらっしゃいます。特に障がいのある方、高齢の方は、健康管理のために病院への通院が不可欠ですが、その手段が確保できないという深刻な問題に直面しています。

住み慣れた地域・ご自宅で生活を続けるためには、外出の手段の確保が生きていくための第一歩です。しかし、現状の路線バスやタクシー事業だけでは、十分な移送サービスが提供されているとは言えません。そこで私たちは、障がいのある方、高齢の方の通院をサポートし、健全な日常生活を支える活動を行っています。

支援者からの手紙

支援者
より
令和六年 晩秋
にこにこ通院サポート様
拝啓 日増しに寒さが加わる季節となりましたが、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私がにこにこ通院サポートと出会ったのは、設立準備の段階でした。中村理事長の「通院できない」という切実な悩みを抱える方々の存在を知り、何とか力になりたいという強い使命感に、深く感銘を受けたことを今でも鮮明に覚えております。
公共交通機関が限られる地域で、高齢の方や障がいのある方が通院手段に困っているという現実を、私も初めて知りました。医療へのアクセスは、誰にとっても等しく保障されるべき基本的権利です。しかし現実には、移動手段がないというだけで、その権利が奪われている方々がいる。この不平等を少しでも解消したいという想いから、私も支援を決意いたしました。
実際に利用者の方々とお話しする機会があり、「にこにこのおかげで、定期的に病院に通えるようになった」「一人で不安だった通院が、今は楽しみになっている」という声を聞きました。月間三十三回という送迎実績の数字以上に印象的なのは、スタッフの方々の細やかな気配りです。単なる「移送」ではなく、利用者の方々の体調や気分に配慮しながら、一人ひとりに合わせたサポートを提供している姿を見て、これこそが真の福祉サービスだと感じました。
車椅子の乗降時の丁寧な介助、病院での待ち時間への配慮、帰りの車内での温かい会話――すべてが「にこにこ」の名前にふさわしいサービスです。利用者の方々の表情が明るくなったことが、何よりの変化です。以前は通院を諦めていた方が、定期的に受診できるようになり、健康状態が改善したケースも少なくありません。
二〇二一年四月の久留米市への移転は、より多くの方々にサービスを提供するための重要な決断でした。久留米市は人口も多く、高齢化も進んでいる地域です。新しい環境での挑戦を、私は全面的に応援しております。
にこにこ通院サポートは、単なる移送サービスではありません。それは、地域で暮らし続けたいという願いを叶えるための、命綱のような存在です。中村理事長とスタッフの皆様の献身的な活動があってこそ、今日も多くの方々が安心して通院できています。
これからも、この大切な活動を支援し続けたいと思います。一人でも多くの方が、にこにこ通院サポートの存在を知り、安心して通院できる環境が整うことを、心より願っております。
末筆ながら、皆様のますますのご発展と、利用者の方々の健康をお祈り申し上げます。
敬具
長年の支援者より

💝 私が見た「にこにこ」の素晴らしさ

にこにこ通院サポートの最大の魅力は、「利用者第一」の姿勢が徹底されていることです。料金や効率だけを考えるのではなく、一人ひとりの尊厳と快適さを何よりも大切にする。そんな理念が、日々の活動の隅々に行き渡っています。スタッフの方々は、ただ車を運転するだけでなく、利用者の方々の話し相手となり、時には相談相手となり、心の支えとなっています。「にこにこに会えるから、通院が楽しみ」という利用者の方の言葉が、すべてを物語っています。

理事長より

👤

理事長 中村 博樹

私たちにこにこ通院サポートは、「通院したくても、その手段がない」という切実な悩みを抱える方々のために、二〇一六年に誕生しました。地域の障がい者、高齢者の方々が安心して通院できる環境を整えるため、日々活動しています。

都市部以外の地域では、公共交通機関が限られており、高齢の方や障がいのある方にとって、病院への通院は大きな負担となっています。家族に頼ることもできず、タクシーを利用するには経済的な負担が大きい。そんな状況の中で、通院を諦めてしまう方が少なくありません。

しかし、健康管理のための通院は、生きていくために不可欠なものです。住み慣れた地域で、安心して暮らし続けるためには、医療へのアクセスが保障されなければなりません。

私たちは、福祉有償運送の制度を活用し、適正な料金で、質の高い移送サービスを提供しています。バリアフリー対応の車両を用意し、経験豊富なスタッフが、一人ひとりの状況に応じたきめ細やかなサポートを行っています。

「にこにこ」という名前には、利用者の方々に笑顔で通院していただきたい、そして私たちも笑顔でサポートしたいという想いが込められています。単なる移送サービスではなく、利用者の方々との心の通った交流を大切にしています。

二〇二一年四月には福岡県久留米市へ移転し、新たな地域で、より多くの方々にサービスを提供できるようになりました。現在、特に力を入れているのは、NPO法人の広報活動と会員の確保です。このサービスを必要としている方は、まだまだたくさんいらっしゃいます。一人でも多くの方に、にこにこ通院サポートを知っていただき、安心して通院できる環境を整えたいと考えています。

これからも、地域の皆様の健康と笑顔を支えるため、スタッフ一同、誠心誠意取り組んでまいります。

特定非営利活動法人 にこにこ通院サポート
理事長 中村 博樹

サービス案内

充実のサポート

🚗 福祉有償運送業務

福祉有償運送とは、NPO法人等が、障がいのある方や要介護認定を受けた方など、一人では公共交通機関を利用することが困難な方を対象に、有償で行う移送サービスです。一般のタクシーよりも利用しやすい料金設定で、きめ細やかなサポートを提供しています。

🚙

バリアフリー車両

車椅子のまま乗車できるリフト付き車両や、乗降しやすい専用車両を完備。身体への負担を最小限に抑えます。安全性と快適性を両立した車両で、安心してご利用いただけます。

🏥

通院特化サービス

病院・診療所への通院に特化したサービス。診察時間に合わせたスケジュール調整が可能です。定期的な通院の場合は、継続的な予約も承ります。

🤝

ドア・ツー・ドア対応

ご自宅の玄関から病院の入口まで、そして帰りも病院からご自宅まで、しっかりサポート。乗降時の介助、病院内での移動補助、受付手続きのサポートなど、必要に応じた介助を提供します。

💰

適正料金

福祉有償運送の認可を受けた適正な料金設定。一般のタクシーと比べて利用しやすい価格です。経済的な負担を軽減し、継続的なご利用を可能にします。

💙 無償ボランティア輸送

福祉有償運送に加えて、経済的な理由で有償サービスの利用が難しい方に対しては、無償ボランティア輸送も実施しています。一人でも多くの方に、安心して通院していただけるよう、柔軟な対応を心がけています。

✅ ご利用いただける方

  • 身体障害者手帳をお持ちの方
  • 療育手帳をお持ちの方
  • 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
  • 要介護1以上の認定を受けている方
  • その他移動が困難な方

📞 ご予約方法

お電話一本で予約完了。定期的な通院の場合は、継続的な予約も可能です。

090-7454-7471

活動の歩み

二〇一六年のNPO法人設立から、地域の障がい者、高齢者の方々の通院を支えてきた、にこにこ通院サポートの歩みをご紹介します。

2016年
7月5日

NPO法人設立

特定非営利活動法人にこにこ通院サポートを設立。「通院手段がない」という地域の切実な課題を解決するため、本格的な活動準備を開始しました。

2017年
3月17日

運営協議会での承認

第19回佐賀県東部地区福祉有償運送運営協議会にて、新規申請が承認されました。福祉有償運送事業者としての認可取得に向けて、大きな一歩を踏み出しました。

2017年
5月9日

事業開始

佐賀県知事より自家用有償旅客運送者登録証の交付を受け、正式に事業を開始。待ちに待った通院サポートサービスがスタートしました。初月から、地域の方々に必要とされるサービスとして、多くのご利用をいただきました。

2017年
6月14日

会員数13名、月間33回の送迎実績

事業開始からわずか1ヶ月余りで、13名の会員の方々にご登録いただき、5月の通院送迎は延べ33回を実施。多くの方々に「安心して通院できる」という安心を提供できました。

2021年
4月1日

福岡県久留米市へ移転

より多くの方々にサービスを提供するため、福岡県久留米市へ事業所を移転。久留米市は人口約30万人の中核都市であり、高齢化も進んでいる地域です。新たな地域で、さらに多くの方々の通院をサポートする体制を整えました。

現在

久留米市での活動拡大

久留米市および周辺地域で、通院サポートサービスを展開中。NPO法人の広報活動に力を入れ、一人でも多くの方に、私たちのサービスを知っていただけるよう努めています。また、新規会員の確保にも注力し、サービスの利用拡大を目指しています。

私たちの使命

🎯 法人の目的

この法人は、障害者、高齢者等及び移動制約者に対して通院サポートを行い、障害者、高齢者及び移動制約者の日常生活の質の向上に寄与することを目的とします。

💡 私たちが大切にしていること

🤝 利用者第一の姿勢

一人ひとりの状況、ニーズに合わせた柔軟なサービス提供を心がけています。利用者の方々の声に真摯に耳を傾け、常にサービスの改善に努めます。

😊 笑顔のコミュニケーション

「にこにこ」の名前の通り、スタッフと利用者の方々が笑顔で交流できる関係性を大切にしています。単なる移送ではなく、心の通った温かいサービスを提供します。

🛡️ 安全・安心の追求

車両の定期的なメンテナンス、スタッフの安全運転講習、緊急時の対応訓練など、安全・安心なサービス提供のための体制を整えています。

🌍 地域社会への貢献

地域の福祉ネットワークと連携し、地域全体の福祉向上に貢献します。行政、医療機関、他の福祉団体との協力関係を大切にしています。

🎯 現在特に力を入れていること

📢

NPO法人の広報活動

このサービスを必要としている方は、まだまだたくさんいらっしゃいます。しかし、私たちの存在を知らない方も多いのが現状です。地域の広報誌、自治体の窓口、医療機関との連携など、様々な方法で広報活動を展開し、一人でも多くの方に、にこにこ通院サポートを知っていただけるよう努めています。

👥

会員の確保

安定的なサービス提供のためには、会員の確保が不可欠です。現在13名の会員の方々にご利用いただいていますが、さらに多くの方に登録していただき、地域全体の通院環境を改善したいと考えています。無料相談会の開催や、お試し利用の提供など、利用のハードルを下げる取り組みも行っています。

🔮 未来へのビジョン

私たちは、久留米市および周辺地域において、障がいのある方、高齢の方が「通院できない」という不安を抱えることなく、安心して暮らせる環境を実現したいと考えています。十年後、二十年後を見据えて、高齢化が進む地域社会において、なくてはならない存在として、にこにこ通院サポートが認識されることを目指しています。

お問い合わせ

📍 事業所情報

法人名 特定非営利活動法人
にこにこ通院サポート
理事長 中村 博樹
所在地 〒830-0032
福岡県久留米市東町
39番地15
拓親セントラルビル2F
電話番号 090-7454-7471
FAX番号 090-916-8852
メールアドレス office@nikoniko-tsuuin.org

🕐 営業時間

営業日:月曜日〜金曜日(土日祝日を除く)
営業時間:9:00 - 17:00

※上記時間外や土日祝日の送迎については、事前にご相談ください。

🚗 サービス提供地域

主なサービス提供地域:
久留米市およびその周辺地域

上記以外の地域についても、ご相談に応じます。

💙 お気軽にご相談ください

「通院に困っている」「このサービスを利用できるか知りたい」「料金について詳しく聞きたい」など、どんな小さなことでもかまいません。まずはお気軽にご連絡ください。スタッフ一同、皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。